だしをちゃんと取ってお料理すると、コストは高いですが、
味がねえ…やっぱり違います…
我が家も以前は一般家庭と同じ「ほ〇だし」ご愛用者でした。
お店を始めてから、こぶと鰹節でだしを取るようになりました。
粉末のだしの素は、塩味が濃いと言われてますが、
それしか使った事が無いと、違いがわからないですよ。
ふ~ん そ~なん?って感じ。
だしを取るようになって、4年。
マジですわ。
市販の出汁の素、塩味、きついです。
プラス化学調味料の味が分かるようになってしまって、
世の中に満ち溢れている食べ物で
美味しい、と感じられる物の範囲が狭くなってしまいました。
いいような…悪いような…
では、教えましょう。
ここのだしの取り方は、一番だしと二番だしの間、
自在だしと言われるだしです。
お料理教室で習ったわけではないので、
本当は違ってるかもしれませんので、悪しからず。
水 2リットル
こぶ 一枚(ふやけたら10×15㎝ぐらいになる)
鰹節 70g
こぶを水に入れてすぐ火にかける。
30分以上 弱火~中火で
水にこぶの色が出る。こぶの味がするくらいまで火にかける。
途中、水が少なくなったら、水を足す。
お料理本の一般的なやり方は、
こぶを一晩つける。
その後、火にかけてぶくぶくっていったらこぶを取り出す。
しか~し…
実際にそれやって味きいてみて。
へ~んな味だと思いませんか?
何の味?何か味がするような、しないような???
こぶが悪いのかな?高級品じゃないから?
わかんない…
やっぱり、味ききしてみて、
ちゃんと自分が知ってるこぶの味がした方が
美味しいだろうと思いませんか?
なので、すぐこぶを取り出さず、忘れるぐらい火にかけといて下さい。
30分以上~
さあ、色がついて、こぶの味がする水になった。
鰹節を入れて、5分中火。弱火じゃなく!
ちゃんとあくが出る。鰹節が躍るぐらいの 中火で。
弱火すぎると、こんな風にムクムクあくがでません。
白い大きな泡ぶくが、茶色の細かい泡ぶくに変わっていきます。
こまめにあくをすくって捨てましょう。
さあ、火をとめたらそのまま放置。
鰹節が手で絞れるぐらいの湯加減になるまで、ほっとく。
ざるで越して、軽く絞って。
完成です!!!
汁にするなら、味付けは塩だけで十分美味しいです。
自分の体調によっては、塩を入れても入れても足りない気がする日もあります。
そんな時は、昆布茶をいれてみて!
塩を入れたい気持ちが抑えれます。(裏技)
&、ちゃんとだしを取ったもので作るお惣菜は、
化学調味料で作ったお惣菜に比べると、痛みが早いです。
3日ぐらいで食べきること。
その点気にしといて下さい。
さあ、やってみて下さい。
美味しいから!